【コボルトと秘宝の迷宮】ダンジョン攻略 ウォーロックで気をつけたこと

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ハースストーンの新ソロモード、コボルトと秘宝の迷宮のダンジョン攻略です。


今回はウォーロックでクリアしたときの記録です。

特筆すべき面白ムーヴがあったので備忘のために書いておきます。 

取得お宝

★1戦目

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『生命力ポーション』(体力2倍)

 

★3戦目

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携行炉(レジェンド武器を発見) 

今回はこれが大活躍パーツその1。

 

★5戦目

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『死霊のトーテム』(断末魔が2回になる)

大活躍パーツその2。

ここから断末魔2倍×ヴァラニル無双。

断末魔2倍ヴァラニルの反則ムーヴが猛威をふるう。

 

★7戦目

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始源のワンド(勝利数の分だけ適応)

 

攻略ボスの順番

ウォーロックで完走したときはこんな順番で当たりました。

 

01
巨大ネズミ
単体火力を顔面にぶつけていれば勝てます。 

 

02
聖職者グレイブス (オート全体回復)
まだ2戦めだとデッキ総数が少ないので、ヒロパでドローしすぎるとすぐにデッキ切れをおこす。そんな自滅にだけ気をつけていれば負けません。

 

03
発破師ハンム((1)で2体の敵に1ダメずつ)
相性悪め。が『生命力ポーション』のおかげで本体にくる爆弾はほぼ無意味でした。

 

 04
蝋術師スターミ ((1)で任意のミニオンの1/1コピーを召喚)

ここまでのピックはハイランダー寄りにしており、『カザカス』が綺麗に決まって危なげなく勝利。

 

05
ポーション売りマックス(ランダムポーションを手札にふやす)

携行炉から発見したレジェンド武器の『ヴァラニ』が優秀だと実感。

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ヴァラニ

断末魔持ちの武器で壊れるときに見えないカードとなって手札のミニオンに装備される。そのミニオンが死んだ場合には今度はプレイヤーが装備するという性能。

これがかなり強く、有利に立ち回れた。

 

(だが、ヴァラニルの真価はこんなものではなかった……!)

 

06

ヴードゥー師ヴェックス (すべての雄叫びと断末魔2倍)

5戦勝利で獲得したお宝の『断末魔2倍』の効果で、『ヴァラニ』がとてつもないインチキムーヴをきめるターン。

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ヴァラニル(断末魔2倍)


ヴァラニルが普通に壊れる。

→2回手札バフ。

→そのミニオンが死ぬ。

→プレイヤーが装備する。ここまでは普通。

 

 

→断末魔2倍によりもう一回プレイヤーへの装備が発生。

 それによりいま装備したばかりのヴァラニルが壊れる(ここがポイント!)

→手札バフもう2回。

→プレイヤーにも新品ヴァラニルが装備される。

 

というヴァラニル増殖で手札ミニオンが2桁台にらくらくパンプアップする。さいしょはバグかと思いましたが、再現性がある仕様の模様です。で、これがクソ強い。楽勝でした。


07

クロキタネ((0)で任意のミニオンをコスト1大きいものに入れ替える)

大苦戦。7戦めにあたる場合のクロキタネはラスボスより強いです。こいつにあたっても泣かない構築が大切だと思います。今回はここまでに『大破壊』『破滅』『地獄の炎』『フェルファイアポーション『ブラストクリスタルポーション『崩壊の霧』を戦利品から集めてきており、強引にでも場をクリアリングすることに専念できたのが良かったと。1体でも放っておくととんでもなく強いクロキタネは、逆に場がきれいになった時に弱点をさらすので早め早めにクリアリングという方針でなんとか勝てました。

08(ラスボス)
古のヴーストラス
運良く勝ちきれました。初手で『崩壊の霧』をキープできたのでごく序盤に宝をぜんぶ奪えたのが決め手となったかと。ふつうならこの動きは悪手ですが、今回は『生命力ポーション』で体力が100まで上がっているので毎ターン5ダメをものともせずに暴れまくれました。

上述のヴァラニル増殖も大活躍。不足しがちな体力を、ヴァラニルでカチカチに鍛えた『吸血蟲』と『デッドスケイル・ナイト』が生命吸収で補ってくれたのもよかったです。そして決着の一手はヴァラニル×ドゥームガード先生による2桁突撃ド派手で楽しい勝利でした。

総評

断末魔2倍&ヴァラニル増殖コンボがすごい。

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断末魔2倍とヴァラニルのコンボが良い意味でひどかったです。

なにかの冗談かと思うほど、とんでもないバフ効果。これが1マナミニオンに乗っかるとコスパの良さが尋常じゃない。なかなか狙って実現できるコンボではありませんが、決まるととてつもない爽快感があります。

途中のピックが悪くても意外と勝てる

このダンジョン攻略モードは、ボスとの相性によっては理不尽なワンサイドゲームを強いられることもある仕組みではありますが、逆にいうと相性さえ良ければ弱いデッキでもうまいこと勝ちきる可能性もあるということです。諦めないことが肝心だし、クソピックが続いても「まー、負けて当然だよな、気楽にやろう」くらいの心だと案外あっさり勝てるかもしれません。実際、今回はそういう回でした。

 

今回、クソピックだなー、と思ったのはたとえばこんな理由。

 

まずウォーロックであるにもかかわらず、携行炉をピックしていること。武器シナジーが期待できないクラスでなぜ携行炉をとったのか?比較的マシだったからという理由なんですけど、これをとる以外に選択がないというくらい追い詰められたお宝選択でした。

 

さらに、序盤はハイランダー系をピックしていたのに、どうあがいてもデッキに重複が発生する戦利品選択が中盤に待ちかまえていてハイランダーのコンセプトが腐るという憂き目に。こりゃあ勝てねえわ、とちょっと投げたくなる。ただこれはふりかえって考えるとあながち悪い選択でもなかったとも思います。デッキを完全にハイランダーに寄せるより、途中からカードパワーやマナカーヴを意識してハイランダーコンセプトを切り捨てることによって全体として勝ちやすいデッキになったのかもしれません。

 

それから極めつけは『死霊のトーテム』をピックしているのに、直後のボスが常時「断末魔2倍」を敵味方におよぼすやつとか。もうね。ね。お宝とった意味ないじゃん、みたいな。

 

しかし結果は上述のとおり8ボス完走。運が良かった! ヴーストラス戦の初手で崩壊の霧をキープできたことは大ラッキーでしたし、あまりピックしたくないと思っていた『生命力ポーション』が最後まで役に立った(それこそヴーストラスのヒロパを無視してごり押しできた)のも思いがけないことでした。

ウォーロック攻略で気をつけたこと

ウォーロックの不利ボス、有利ボス

ウォーロックはデメリットコストを追加で支払う代わりに、マナだけで召喚するミニオンにくらべてサイズがすこし大きいミニオンを呼べるのが強み。しかし、このダンジョン攻略モードにおいては、小~中型ミニオンが決めてになることはあまりなくデメリットを支払うことが割と命取りになるようなシビアな決断を求められる。

 

また、ヒーローパワーでライフとデッキ枚数が削れることも特徴のひとつ。ハンドアドバンテージは得やすいが、デッキの残カード数にも気を配らないと自滅ファティーグ(デッキ切れ負け)におちいる。これはぜひ避けたい。

 

一方、AoE(全体除去)の性能は大変高く、問答無用で場をきれいにできるところはウォーロックの強みの一つに数えられる。

 

以上のことを総合して、ウォーロックの不利ボスはたとえばこういう奴がいる。

 

発破師ハンム・弱((1)でランダムな敵2体に1ダメずつ) 

発破師ハンム・強((2)でランダムな敵3体に2ダメずつ) 

暴発魔術師リリス((1)で魔力の矢を手札に加える)

 

アグロをきれいに焼くタイプのこれらのボスは相性が悪い。ハンムはほぼ確実に毎ターン、プレイヤーのライフを削ってくるのでヒロパのリソースを失うのが痛い。リリスはどのクラスであたっても強い単純な強ボスだけど、場をしつように掃除してくるので相性は良くない。

 

ジェールー(毎ターン強制的に双方とも3ドローさせる)

 

ファティーグを誘発する敵もウォーロックとは組み合わせが悪い。敵の能力でどんどんカードを引かせられる、または消されることでヒロパを使いづらい状況になる。

 

蝋術師スターミ(ミニオンを1体コピーする)

 

デメリットコストを支払って呼び出したミニオンを、デメリットなしでコピーするというズルをかます。ささいなことだがじわじわとアドバンテージを広げられるので相性は悪いほうに数えられる。

 

反対に有利ボスは

 

バキヒゲ(デッキから双方ミニオンを1体召喚する)

 

こいつはこちらが支払うべきデメリットを踏み倒させてくれるので、その分だけちょっとお得に戦える。ディスカード2枚が必要なミニオンを釣ってこれたりするとチャンス。とはいえ相手もそれなりのデッキ構成になっているので、ポンポンとでかいミニオンを並べるためそこまでウォーロックならではの圧倒的な有利を得られるというほどではない。

 

貪りのアザーリ(ラスボス。毎ターン、こちらのデッキの上から2枚を消す)

 

ラスボスの1体。先にファティーグ狙いのボスはウォーロックだと相性悪いと書きはしたが、アザーリにかぎって言えばデッキを消されるまえに「絶対に消されたくないカード」を急いで引くチャンスが多い分、ウォーロックのヒロパが役に立つ側面もある。

 

ウォーロックの攻略・ピック方針=AoE(全体除去)多め+タフネスを意識

以上のことから、ウォーロックにおいては得意の全体除去を手堅く拾い集めつつ、ハンムやリリスに焼き殺されないタフネス高めのミニオンを集めていくのが良いと思いました。

 

前半でまず全体除去カードを。『破滅!』『大破壊』『地獄の炎』『フェルファイアポーション』『ブラストクリスタルポーションのほか、構築ではめったに使わない『崩壊の霧』も逆境を打破する鍵になりうる。悪魔系ミニオンのなかには、全体にダメージをあたえるものもいるのでそういう奴をピックしていくのも手。

 

メイジの記事でも書きましたが、強い除去を引けなかった場合は、お宝報酬の『ザ・ロウソク』『分解のワンド』もありです。

 

高火力のAoEを十分そろえたら、ハンムとリリスをメタってタフネス高めのミニオンをそろえていきたい。ランダムなダメージ効果の的をすこしでも厚くして、ヒーローパワーを使える余地を残すことが大切。

お宝の選び方

ウォーロックと相性のいいお宝。

1戦と5戦(常動型)

最優先すべきお宝

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生命力ポーション(ライフ2倍)

ウォーロックとの相性は最高。ヒロパでどんどんカードを引ける。このダンジョン攻略モードは、長期戦に持ち込んで確実に勝つ戦略のほうが勝率が良いと思うので、その戦略にも合致している。

ついでにいうと、ウォーロックの戦利品のなかには「ハイランダー」系のものがあり、『レノ・ジャクソン』もいる。レノが体力を全回復させるのは生命力ポーションで2倍になった値までなので瀕死からの回復ジャンプ率はすさまじいものがある。

優先お宝

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結界の秘紋(敵のミニオンはコスト+1)

どのクラスでも大変強いので、ウォーロックでもこれは積極的にとっていいカード。単純に強い。

 

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奪った旗(自陣ミニオンは+1/+1)

前環境でちょっとのあいだ目立ったケレセスzooの狙いを、開幕1ターンめから実現するというとんでもカード。ふつうに強い。前述のとおり、タフネスの大きいミニオンを集めていく方針をなにもせずとも推し進めてくれる。

 

要注意お宝

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ベルトポーチ(マリガン後、追加で2ドロー)

これはかなり強いお宝だけど、ウォーロックだとヒロパで補える部分があるのでわざわざとらなくてもいいレベル。デッキ切れ負けの誘発という意味でも不安。

3戦と7戦(カード型)

最優先すべきお宝

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ワックスレイジャー(5/1 断末魔:ワックスレイジャーを召喚)

ハンムやリリスのランダムダメージを丁寧に受け止めてくれる強い味方。クラス共通でとてもたのもしく働いてくれるので、いたら迷わずとっていいレベル。

 

優先お宝

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あぶりやきロッド(使ったら敵かこちらどちらかが死ぬ)

ウォーロックには、このとんでもカードをとるチャンスがめぐってくる。なぜかというと前述の『生命力ポーション』を採用している可能性があるため。この組み合わせにはロマンがある。

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それから無敵悪魔★『マルガニス』大先生との夢のコラボレーションが実現する可能性も! カード2枚、コスト19を払えれば確定勝利。わざわざ狙うべきコンボではありませんが、これで勝てたらめちゃめちゃ気持ちいい^^

まとめ

ウォーロックで挑むダンジョン攻略は、わりと簡単です。天敵のハンム、リリスを乗り越えられればOKですし、彼らに当たらなければなおよし。

豊富な全体除去のおかげでほとんどの敵に有利がとれます。しかも、貪りのアザーリに五分五分の勝負を持ちかけられる数少ないクラスでもあるので、どのクラスでも完走できないと困っているときにはまずウォーロックで練習してみるのがいいのではないでしょうか。

あと、ヴァラニル断末魔2倍のトリッキーな動きはめちゃめちゃ面白いので機会があったらぜひやってみてください。