【酒場の喧嘩】2018年1月11日/影分身
酒場の喧嘩、2018/1/11編です。
今回は『影分身』。
ルールは
・上限30枚で好きな枚数のデッキを組む。
・30枚に満たない枚数分だけ『影分身』カードでデッキが満たされる。
『影分身』は、DKローグのパッシブ能力で取得できる特殊カードです。「直前に使用したカードのコピーになる」というユニークな挙動をします。本来デッキ内に2枚までしか存在しないものを同一ターン内にかぎりもう1回使うことができるということです。
本来の影分身と違うところは、DKローグの場合、毎ターン1枚が手札に自動生成されるのに対し、今回はふつうにデッキから引いてきた分の影分身のみしか使えないというところです。ハンドアドバンテージを失わない本来のものと同じ感覚で使うと手札切れを起こして動けなくなりやすいです。
逆に言うと、通常各ターンにつき1回しか使えないはずの影分身ですが、今回は手札にあるだけ何回でも使えます。これを利用してかなりのインチキムーブが実現できます。
たとえばプリーストで
『光熱のエレメント』(自分の呪文コストが1低くなる)
+
『思念撃破』(敵プレイヤーに5点ダメージ)
とか。
4マナあればOTK(ワンターンキル)が可能です。光熱のエレメント→影分身の光熱のエレメント→手札の『思念撃破』がすべて0マナになる→6枚発射で30点ダメージです。『影の幻視』『コールドライトの託宣師』などのドローソースを積んで4~6ターンくらいでバシバシ撃てます。
ミル系デッキも面白いよ!
今週はミル系デッキも面白いです。
一例としてミルドルイドのレシピを。
### 喧嘩用デッキ
# クラス: ドルイド
# フォーマット: ワイルド
#
# 2x (0) 練気
# 2x (1) 翡翠の偶像
# 2x (1) 自然への回帰
# 2x (2) 若き酒造大師
# 1x (2) 野生の繁茂
# 1x (3) キング・ムクラ
# 2x (3) コールドライトの託宣師
# 1x (3) ブラン・ブロンズビアード
# 2x (4) なぎ払い
# 2x (5) 滋養
#
AAEBAZICA+QInQ2FFwdAX+kB/gGfA/gHtLsCAA==
マリガンはとにかく『自然への回帰』を求めます。OTKプリーストの3ターンめに出てくる『光熱のエレメンタル』を迎え撃つために初手で握っておく必要があります。
それからテクニックとしては、『若き酒造大師』と『影分身』の組み合わせ方を覚えておきましょう。影分身で増やした偽・酒造大師をさらにもう一枚の影分身で手札にもどすことで、偽物が実物の酒造大師になるため次のターン以降にもだせるようになります。これは今回の酒場ならではの特殊な動きです。
本当は『待ち伏せのガイスト』を入れたいのですが、こちらのキーカードも落ちてしまうので採用していません。ガイストは今週の環境ではものすごくいい仕事をしてくれます。
ガイストがメタるカード一覧
蓮華紋
翡翠の偶像
自然への回帰
アイスランス
すさまじき狂気
内なる炎
瞬間回復
真言・盾
ドルイド、ローグならうまくすれば4ターンめまでにガイストを呼ぶことは不可能ではありません。うまくきまるとこれだけで投了してくれることもあります。
ほかにもローグの『偽造コイン』や『練気』など、影分身させるとすごい威力を発揮します。オークショニアや魔力の巨人とのコンボはロマンを感じさせます。デッキ全体のバフをもたらす『ケレセス公爵』も使いまくることができます。『メカワーパー』も並べると強そうです。アイデア次第でおもしろいデッキが組めそうな味わい深い酒場でした。
↓あとOTKプリの対策に、3ターンめまでに装甲を積もう、という記事を続きました。
undertalenetabare.hatenablog.com