【酒場の喧嘩】2018年1月18日/チャンピオンの殿堂

酒場の喧嘩、2018/1/18編です。

今回は『チャンピオンの殿堂』。

 

ルールは

・デッキ構築不要。

・過去の世界大会優勝者のデッキレシピをそのまま再現して使う。

・歴代優勝者Firebat、Ostkaka、Pavelのどのデッキになり誰と当たるかはランダム。

ナーフ(カード効果の修正)なし! 当時のままの性能が復活。

 

 

 

今週は面白すぎです!

今週は1勝のみでやめちゃうのはもったいないくらいの神酒場です。

 

資産ゼロでも超強いカードを使いまくれます。

しかも2014年以降のナーフが取り消された、強かった当時の性能ままのカードが猛威をふるうパワフルな世界が味わえるのです。

 

まだ全部のデッキをプレイしてはいないのですが、自分でさわった印象ですと

 

2016年チャンピオンのPavelさんによるミッドレンジシャーマン(『精霊の爪』と『バーンズ』を採用した、柔軟な対応力が光るデッキ)と、2015年チャンピオンのOstkakaさん作のオイルローグ(『ティンカーの刃研ぎ油』『千刃乱舞』がお手軽に大打点をぶっ放すデッキ)が使っていて気持ちが良かったです。

 

それからハースストーン歴が浅めのプレイヤーには、ふるいカードはよく分からなくて使いにくいという面はあるかもしれません。『ぐったりガブ飲み亭の常連』を軸にしたウォーリアーのパトロンデッキとか、勝ち筋が限定的で大事なカードを落とされるととたんにできることが少なくなる仕組みのものは、馴れるのに練習が必要です。

 

逆にちかごろパワーインフレしてきて過激なゲームになってきたなー、みたいなイメージをいだくプレイヤーにとっても『ロウゼブ』を見れば、むかしもトンデモカードあったじゃないか!という気持ちになれるはずです。

 

いいわけ無用!プレイスキルでガチ酒場

なにはともあれ、今回の酒場の喧嘩はプレイ技術がすごく試される、実力ガチンコバトルってかんじで面白いですね。デッキが弱いから勝てない、資産が乏しいから勝てない、といういいわけはほとんど通用しません。なにしろこのレシピで世界の頂点に立てたという事実は残っているわけですから。

 

とはいえとはいえ、その当時の環境に適したメタゲーム(デッキ流行の読み合いや対策等をふくむ番外戦)を度外視した酒場の喧嘩マッチングになるので、組み合わせによっては実力どうこうではなくてすごく有利不利がはっきりする戦いになる場合もあります。

 

練習にも最高。強いデッキで腕を磨く

強いプレーヤーがどういうデッキを組んでいるか。どういう使い方をしているか。習うより慣れろともいうくらいなので、トッププレイヤーの息づかいをデッキを通して学ぶのにはこれ以上ない酒場だと思います。

繰り返しになりますが、今週は1勝のみでやめちゃうのはもったいないくらいの神酒場です。ナーフ前のカードを使うことは必ずしも現環境のプレイ感覚にとって良いことばかりではないかもしれませんが、強いカードを使うことになれること、強いカードをどういう順番で出せば良いかと迷うことなど、学ぶことはきっとたくさんあるはずです。

 

初心者にもベテランにも面白い、今週の酒場の喧嘩をいっぱい楽しみましょう!